ふるさと環境守人(もりと)とは、『ふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する条例』に基づき、県の委嘱を受けて、保全区域内で条例に定めた無届特定行為がおこなわれていないか、不法投棄が行われていないか、保全に支障をきたす状況がないかを巡視を行い、条例の啓発普及に努める活動を行う人のことです。現在、県内では20名のふるさと環境守人(もりと)の方々が活動しています。
環境報告の中から、池田さんと和田さんの報告書の一部を抜粋し、ご紹介します。池田さんは、八戸市の新井田川などの河川や海岸を、和田さんは大畑川流域の河川や海岸を巡視しており、お二人の報告書には、その季節ならではの景観や動植物の美しい写真が添えられています。
(7月の報告)池田さんの報告

(1)蕪島~葦毛崎~大須賀海岸~白浜海岸
蕪島のウミネコは巣立ちの最中で、島全体がウミネコでたいへんである。また、蕪島海岸は、8年ぶりの海水浴解禁である。

(2)種差海岸~高岩~大久喜海岸
ゴミ拾いをするボランティアに感心した。大須賀海岸、白浜海岸にはハマヒルガオの郡生がある。

(3)金浜海岸~大蛇港~道仏港~小舟渡港~階上灯台
大蛇漁港の防波堤に大蛇小学校児童の壁画があるが、素晴らしい。階上灯台下の海岸にサーフィンを楽しむ人が多数いた。
(7月の報告)和田さんの報告
(※一部文章を編集しております。)


(1)大安寺安らぎの森公園~木の部赤川海岸~大畑川下流~旧河川~小目名地区
大安寺安らぎの森公園ではコガラやシジューカラの鳴き声に交じりモズのキリキリという声が、時々はカモシカと遭うのに今年は一度も見えない。木の部赤川方面ではウニ漁の船が数隻出ていたし、親子で釣りを楽しむ人やボートを漕ぐ人などようやく夏らしくなってきた。海岸沿いの岩場にはカワラナデシコや山アサツキの花が咲いていた。大畑川ではいつもだと大サギやアオサギの姿が見られるが、カルガモだけがいた。河川ではアユが解禁になり釣り人数人に聞いたところ、あまり釣れないと言っていた。
(2)小目名地区~釜の沢~奥薬研ひば実験林
雨が降った後の川が濁っているので小目名付近ではアユ釣りの人がいない。釜の沢に入っていくと山アジサイの花が咲いていた。青の中に混じってピンクの花もありました。イワガラミの花やノリウミギの花の白いつぼみがふくらんできていました。沢の中からミソサザエのかん高い鳴き声が聞こえてくる。また観光の人の車が多く走っていた薬研カッパの湯付近のシナノキが花をつけて咲いていました。ひば実験林の中は薄暗くひんやりしていて、ずい道の中に入っていったらこうもりの声が聞こえてきた。


(3)薬研地区~重兵沢合流地点
昨夜からの雨、朝になってますます強くなってきた。大畑川は増水して濁っている。奥薬研を過ぎたころから大雨にならないと見えない小さな滝が現れてきた。スリットダムでは木の枝が多くあったために水がスリットダムの上からあふれるように流れていた。それでも、帰る頃には雨もやみ、薬研方面では露天ふろに入る人の車が数台止まっていた。大滝の上の所に車百合が可れんに咲いていた。


