なるほど水循環教室[青森]

活動内容

 「EM菌培養液」を使って川の浄化をおこない,自分たちに身近な環境について自分ができることから考えていこうとする活動です。

 沖館川は,青森市の西側を流れ陸奥湾に注ぐ長さ約4.4㎞ほどの川です。わたしたちの沖館小学校は河口近くにあります。昔は,ホタルが飛んでいたり,魚やカニを捕ったり,泳いだりできる川だったそうですが,最近ではごみや油が流れていたり,自転車が投げ込まれていたり,底に泥がたまっていたりして汚れてきています。夏に橋の上にいると臭いにおいがしてくることがあります。


平成15年の新聞記事 沖館川の流れる場所

 沖館小学校では,沖館川をきれいにするための活動を数年前からおこなってきました。きっかけは,平成13年に当時の4年生が社会科の学習で水について調べた時です。沖館川の汚れに気付き,昔のようにきれいな沖館川にして欲しいという手紙を地域の町会長さんへ送ったところ,その手紙に応えて「沖館川をきれいにする会」が結成されました。地域の人と一緒に沖館小学校でも川をきれいにする活動を始めました。



ペットボトルから川へ
きっかけになった活動  

校長先生も一緒に EM菌だんごを投入

 平成15年には,全校でEM菌について講師の方からお話を聞き,米のとぎ汁を加えて培養したものを川に流す活動をおこないました。平成16,17年には,EM菌だんごとEM菌培養液をまきに行きました。平成18年からは,4年生の総合的な学習の活動のひとつとして,青森県土整備事務所からEM菌と糖蜜をいただいて,4年生ひとりひとりが自分のペットボトルで培養したものを沖館川に流す活動をしています。


川の様子の観察



 

 今年度は,わたしたち4年生152名が1週間ほど時間をかけて培養したEM菌(約228リットル)を6月13日に沖館川に流してきました。

 このような活動は,沖館小学校だけではなく,沖館川の近くの小中学校でもおこなわれています。その結果,最近では,沖館川に流れているごみが少なくなり,においも少なくなってきたように思います。でも,まだ昔のようにたくさんの生きものを見つけられないので,これからも沖館川をきれいにしていきたいと思います。


4年目の活動の様子